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海上保安官とは
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  海上保安官とは
海上保安庁の職員で、海上において犯罪の取締や領海警備などの警備業務、海難者の救助や航行不能になった船舶の救助、船舶火災への対応などの救難業務、灯台や航路標識の設置や管理などの交通業務、海底地形の測量や海図を作成する水路業務などを行う国家公務員です。業務のためには巡視船艇や灯台見回り船、測量船、航空機などに乗り組みます。このほかにも海上保安庁には他省庁の事務官に相当する職員がいないため、庶務、経理も行います。また、船内での調理なども行います。海上保安庁の職員の9割以上が海上保安官です。

海上保安官は刑事訴訟法に定められている特別司法警察職員で、武器の使用に関しては警察官職務執行法が準用されます。犯罪者の制圧のためには、特殊警棒のほか、催涙ガス弾、音響弾、ゴムボール弾などの非殺傷兵器や拳銃、自動拳銃、自動小銃、狙撃銃、ショットガンなどが使用されます。拳銃などの銃器は、警察官のように常時貸し与えられている訳ではなく、必要な場合にのみ一時的に貸し与えられる形となっています。

一部の職員を除き、海上保安大学校・海上保安学校学生採用試験によって採用され、俸給表は一般的な国家公務員である行政職より多少高い公安(二)(学生の間は行政職と同じ行政(一))が適用されます。学生時代は全寮制、卒業後は公務員宿舎に入居することも可能です。最年少では高校や中高一貫校卒業後の18歳で採用され、最年長では有資格者採用で60歳で採用されます。定年は60歳となっています。平成24年度までの最年長新規採用者の年齢は53歳です。

警察や自衛隊と同様に階級制度を採用しており、階級は以下の通りに定められています。

  階級及び階級章

長官 海上保安庁の最高位です。海上保安庁の全てを統括します。国土交通省旧運輸省系の国家公務員上級甲(現総合職)試験採用職員が代々就任してきましたが、2013年8月より初めて海上保安庁採用者(海上保安大学校出身者)が就任しました。
次長 長官を補助します。基本的に国土交通省の国家公務員1種(上級甲)試験採用職員が就任します。
海上保安監 2013年5月に警備救難監から改称されました。長官を補助します。基本的には海上保安庁採用者(海上保安大学校出身者)が就任できる最高位とされてきました。
一等海上保安監・甲 管区本部長、大学校校長、本庁部長などに就任できる階級です。管区本部長には国土交通省の国家公務員上級甲(現総合職)試験採用職員も就任します。
一等海上保安監・乙 大規模保安部長、管区本部次長などに就任できる階級です。
二等海上保安監 大型巡視船船長、保安部長、本庁課長に就任できる階級です。
三等海上保安監 中型巡視船船長、本庁課長補佐に就任できる階級です。
一等海上保安正 小型巡視船船長などに就任できる階級です。
二等海上保安正 大型巡視艇船長などに就任できる階級です。
三等海上保安正 中型巡視艇船長などに就任できる階級です。
一等海上保安士 巡視船艇などの乗組員や地上での勤務に就きます。
二等海上保安士 巡視船艇などの乗組員や地上での勤務に就きます。
三等海上保安士 巡視船艇などの乗組員や地上での勤務に就きます。

海上保安大学校を卒業すると三等海上保安正に、海上保安学校を卒業すると三等海上保安士に任官し、主任航海士・主任機関士・主任通信士、航海士補・機関士補・主計士補・通信士補・飛行員・整備員・本庁係員などの役職に就きます。一般的には三等海上保安士が、警察の巡査部長、海上自衛隊の三等海曹に相当するといわれています。また法律上は、海上保安官を補助する職員として、三等から一等までの海上保安士補が存在します(巡査、三等〜一等海士相当)。

階級にあわせて階級章があり、階級章は袖章、胸章、肩章の3つがあります。階級がない学生時代の制服には階級章は付きません。後述する第一制服の袖に錨のマークがつきます。

  制服
海上保安官には第一種から第五種までの制服が制定されています。第一種制服は紺色のダブル背広型、第二種は薄クリームのダブルの背広型、第三種(旧第五種)は紺色のジヤンパー型、第四種は紺色の半そでシヤツ型です。旧第三種(廃止)は灰色のシングル背広型でした。

制帽は第一種から第四種まで制定されています。第一種は紺色で天井及びまちの部分は白の一般的な制帽の形をしています。第二種は紺色の舟型、第三種は紺色の半球型、いわゆる野球帽型です。第四種は女子のみに制定されており、紺色の中折式舟型で、帽の周囲は折返しになっています。

  特別な職種
海上保安大学校、海上保安学校を卒業し、一定期間の職務の経験後、本人の希望や選抜により様々な職種に就くことができます。職種に就くため、海上保安大学校に入校して研修を受ける場合もあります。
特殊警備隊員 一般の海上保安官では対応が難しいシージャックや不審船事案、船舶内で発生した暴動の鎮圧、海賊対応、海外での邦人保護などの重要な警備業務を行っています。詳しいことは特集 特殊警備隊をご覧ください。
特別警備隊員 密航船の制圧や、海上デモへの対応、原子力発電所などの重要施設の警備などを行う重装備の警察の機動隊員的存在です。自動小銃やバイザー付きヘルメット、大楯・小楯などを装備しています。
特殊救難隊員 通常の巡視船艇や海上保安官・潜水士では対応できないような特殊な事故が発生した場合に出動します。ヘリコプターからの降下や荒天時の救助など高度で専門的な知識や技能を持っています。海上保安庁海難救助の最後の砦として常に命の危険にさらされるような危険な救難業務を行います。
機動防除隊員 油流出や有害液体物質、危険物などによる海上災害が発生した場合に、その防除や防除のための指導、助言、調整などを行います。
機動救難士 特殊救難隊の各管区版です。特殊救難隊員に準ずる救難能力を持っています。救急救命士の資格を持つ者もいます。各地の航空基地に配属され、主にヘリコプターで出動します。
潜水士 救難強化巡視船などに配属されて、沈没事故などの際に、取り残された乗組員を潜水により救助したり、遺留品の捜索を行います。ヘリコプターからの降下も行います。
国際捜査官 外国が関連する事件、事故の捜査や外国人容疑者の取り調べなどを行います。
鑑識官 事件・事故の際に、衝突の痕跡を調べたり、指紋採取などの鑑識業務をおこないます。
音楽隊員 海上保安庁の吹奏楽団員です。定期演奏会やビルの谷間のコンサートなどを行っています。数年の任期の後、また現場や本庁などでの通常業務に就きます。




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