航空機の種類
海上保安庁の航空機には、固定翼機と回転翼機(ヘリコプター)があります。排他的経済水域200カイリ時代を迎えて本格的に整備されました。現在合わせて約70機超の航空機を保有しています。
■固定翼機
領海警備や、密航・密漁等の取締まり、海難事故の捜索活動などの警備救難業務のほか、海洋汚染の監視、機材や人員の輸送、急患の搬送などを行います。セスナ機から中型ジェット機まで保有し、近海から太平洋上の遠距離まで活躍しています。ています。全国の航空基地・海上保安航空基地に配属されています。
ガルフG-V型
■回転翼機(ヘリコプター)
基本的な業務などは固定翼機とほとんど変わりません。大きく違うのは航空基地だけでなく、ヘリコプター搭載型巡視船にも搭載されていることです。巡視船とヘリコプターが連携することにより、遠距離での警備救難業務がいままでよりも容易になりました。また空中に静止できるため、海上や船からの遭難者の吊り上げ救助や沖合の船で急病人が発生した際の搬送にも活躍しています。4・5人乗りの小型機から20人以上乗れる大型機まで導入されています。
ベル212型