イベントとメディア 海上保安庁

イベント案内

主なイベントの種類

観閲式
正式名称は「海上保安庁観閲式及び総合訓練」で、毎年5月頃に東京湾羽田沖で行われる海上保安庁最大のイベントです。2日間行われますが、内容は両日ともほぼ同じです。国土交通大臣や国土交通副大臣、国土交通大臣政務官、海上保安庁長官を観閲官に招き、巡視船艇など20隻以上が整然と隊列を組んで行われる観閲式、空砲や火薬、炸裂弾などを使った大迫力の密輸船捕捉訓練や大量破壊兵器拡散防止訓練、航空機による飛行展示、消防船艇による放水展示、高速巡視船が駆け回る高速機動連携訓練などが行われます。2009年には初めて総理大臣の観閲官として麻生総理大臣を迎えて開催されました。ミニ観閲式(通称)
ミニ観閲式
各管区ごとに行われる観閲式及び総合訓練です。名称は各管区によって様々です。主に7月以降に開催されますが、早ければ4月、5月にも開催されます。また全ての管区で毎年行われるわけではありません。当然ながら本庁の観閲式よりは小規模ですが、密輸船補足訓練や、つり上げ救助訓練、飛行展示などが行われ、迫力はかなりのものです。体験航海
巡視船や巡視艇に乗って航海を体験できます。全国各地の海上保安部で地元のお祭りなどに合わせて行われる場合が多いです。巡視船艇や航空機の訓練展示が合わせて行われる場合もあります。

施設公開
全国にある灯台などの施設を一般に公開するイベントです。主に海の日や灯台の日などの記念日に合わせて行われます。1年中公開しているところもあります。

ボート天国
海洋レジャーの安全思想の普及と技術・マナーの向上を図るために、全国の主な港で開催されている民間との共同イベントです。多くの体験型イベントがあります。

各種展示会
海上保安に関するさまざまなテーマでパネル展示やポスター掲示などが行われています。主に水族館やデパートなどで行われることが多いです。

音楽隊演奏会
海上保安庁音楽隊による演奏会です。「うみほたる」や「ビルの谷間のコンサート」と称してランチタイムにオフィス街などでも行われます。また定期演奏会も行っており、こちらは事前申し込みによる抽選となります。

イベントは海上保安の日(5月12日)・海の日(7月20日)・灯台の日(11月1日)の前後に多く行われます。

イベントへの参加条件・方法

観閲式
インターネットやはがきでの応募による抽選。倍率はかなり高めで、15~30倍程度と言われています。
ミニ観閲式
インターネットやはがきでの応募による抽選。本庁の観閲式に比べれば倍率はやや低めです。
体験航海
はがきなどでの応募による抽選もあるりますが、先着順の場合が多いです。
施設公開
ほかのイベント(観測会など)が一緒の場合を除いて、基本的に時間内なら条件はありません。
ボート天国
多数のイベントが開催されるため、主催者側に確認してください。
各種展示会
特にないでしょう。
音楽隊演奏会海上保安友の会に入会していると、優先的に参加できるイベントもあります。観閲式は一般参加者とは別に、友の会会員枠が設けられています。

 

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